【戦闘糧食2型】(せんとうりょうしょくにがた)

1990年に防衛庁(現在の防衛省)が制式採用した自衛隊戦闘糧食
缶詰で供給される従来の戦闘糧食1型と異なり、すべてレトルトパウチ包装で供給されている(そのため、通称「パックメシ」と呼ばれる)ため、持ち運びと調理が容易になっている。

しかし、レトルトパウチは金属缶に比べて強度で劣り*1、保存できる期間も短いため、従来の戦闘糧食1型も並行して用いられている。

使用する際には1型と同様、あらかじめ野外炊具?*2で湯煎をして数日間食べられる状態にしてから配布される*3


*1 特に航空機から投下された際の衝撃には耐えられないという。
*2 他国の軍隊でいう「フィールドキッチン」にあたる装備。
*3 隊員個人に貸与されている装備では湯煎することが難しいという。

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