【戦闘ヘリコプター】(せんとうへりこぷたー)

自衛隊における公文書での政治用語。
軍事研究上の文脈では「攻撃ヘリコプター」と呼ばれている機械のことだが、なぜ用語の不統一が生じたのかは不明。

純粋に調査不足による誤謬という説と、不条理な言葉狩りの結果であるとする陰謀論がある*1が、些末事ゆえ実態は定かでない。

こうした用語定義にまつわる混乱・誤謬は、学術を必要とする組織であればどこでも常態だと言ってよい。
ただ、軍隊はその職務の性質上、一度公表してしまった「頭の悪いネーミング」を訂正するのが極めて困難である。

関連:攻撃ヘリコプター 普通科 特科 施設科 護衛艦(日本) 支援戦闘機 特車 空中における航空機に対する給油機能及び国際協力活動にも利用できる輸送機能を有する航空機


*1 「自衛隊が『攻撃』という語を使うのは憲法違反だ」とかどうとか、そういった類。

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