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*&ruby(すいりょくじゅうりょうひ){【推力重量比】}; [#yef953fa]
[[エンジン]]の性能指標の一種。「[[エンジン]][[推力]]÷重量」。単位は[[G]]。~
この重量は[[エンジン]]自体の重量である事もあれば、機体総重量である場合もある。~
Thrust-to-weight ratio~
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[[エンジン]]単体での推力重量比は、その[[エンジン]]によって理論上到達し得る最大の加速度を意味する。~
機体における推力重量比は、その機体が運用上発揮し得る最大の加速力を意味する。~
[[エンジン]]や[[航空機]]、車両の性能指標の一種。「[[エンジン]][[推力]]÷機体重量」。~
その[[エンジン]]によって得られる最大の加速度を示し、国際単位系のm/s2で表記する。~
[[重力]]と比較する必要がある場合、[[G]]を単位として用いる場合も多い。~
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重力(地球上では1[[G]])よりも大きな推力重量比の機体は、[[翼>主翼]]を持たずに[[推力]]のみで離陸する事ができる。~
[[飛行機]]であれば、1[[G]]以上の推力重量比があれば機首を真上に向けての垂直上昇が可能となる。~
>ただしこの概念は[[抗力]]・[[位置エネルギー]]・遠心力や高度によるエンジン出力の差などから受ける影響を考慮していない。
[[エンジン]]単体の重量によって求められる推力重量比は、その[[エンジン]]によって理論上到達し得る最大の加速度を意味する。~
機体重量と比較した推力重量比は、その機体が運用上発揮し得る最大の加速力を意味する。~
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算出されるのは理論値である場合が多く、実際には[[抗力]]や[[重力]]などの影響を受けて減衰する。~
相対速度が高いほど[[抗力]]も強くなるため、最高速度に近づくにつれて加速力は低下していく。~
また、[[推力]]自体も気圧などの影響を受けて増減するため、[[カタログスペック]]通りの加速力を発揮できない場面も多い。~
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[[重力]](地球上では1[[G]])よりも大きな推力重量比の機体は、事実上[[推力]]のみで空中への浮上が可能である。~
[[航空機]]であれば、1[[G]]以上の推力重量比があれば機首を真上に向けての垂直上昇が可能となる。


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