【人工衛星】(じんこうえいせい)

ロケットなどで地球の周回軌道上に打ち上げられ、地球を公転している人工の天体のこと。

使用が終了したあるいは放棄されたロケットや人工衛星の破片は宇宙ゴミいわゆる「スペースデブリ」として区別される。
有人宇宙船やスペースシャトル宇宙ステーション?は人工衛星に含まれ、NASAの人工衛星軌道データに搭載されるが、データについてに触れる際には人工衛星と呼ばれないのが一般的である。

人類最初の人工衛星は旧ソ連のスプートニク1号で、打ち上げられた時期は冷戦の真っ只中であったため、アメリカをはじめとする西側諸国の政府や社会に衝撃や危機感をもたらした。(スプートニクショック)これをきっかけに米ソ間の宇宙開発競争が始まった。

現在、地球の軌道上には約2465個の人工衛星が周回しており、赤道上高度約35,786kmの軌道上を周回している衛星を「静止衛星」という。


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