【新千歳空港】(しんちとせくうこう)

北海道千歳市に所在する拠点空港

従来、同地には自衛隊との共有空港である千歳空港があったが、民間機の発着が増えて手狭になったことから、1988年に民間機専用の滑走路と施設が自衛隊施設の東側で供用を開始、民間部分を「新千歳空港」と呼称し、運輸省(現国土交通省)管轄の第二種空港とした。
現在では、路線のネットワーク・年間利用者数ともに国内有数の規模を擁し、北海道圏のゲートウェイ空港となっている。

これにより、従来の千歳空港は事実上の「軍用飛行場」となっている。

1996年には2本目の平行滑走路が供用を開始したことで、千歳基地とあわせて4本の滑走路を有する飛行場となっているが、これは冬季の除雪作業を考慮したもので、同時離発着を可能とするものではない。

なお、航空自衛隊が運航する「政府専用機」のB747-47C/B777-3SBERが訓練として、民間側でタッチ・アンド・ゴーを実施する事がある*1

空港情報

種別拠点空港(国管理・旧第二種空港
滑走路3,000m×60m(01L/19R)
3,000m×60m(01R/19L)
ILSI/IIIb(01L/19R)
I(01R/19L)
3レターコードCTS
4レターコードRJCC
設置・管理者日本国政府(国土交通省)

*1 同機の格納庫及び専用のスポットは本空港の側にある。

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