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*&ruby(しんがたふつうばくだん){【新型普通爆弾】}; [#ic377499]
XGCS-2~

XGCS-2.~
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[[防衛省技術研究本部>技術研究本部]]で[[GCS-1>91式爆弾用誘導装置]]の後継として開発されていた[[誘導爆弾]]。~
海上、水際及び地上の目標に対処可能な事が要求されていた。~
また、無誘導爆弾に装着する[[GCS-1>91式爆弾用誘導装置]]と違いXGCS-2では弾頭、弾体や信管も新規開発となっている。~
地上攻撃が可能なタイプと対艦型の2種類が開発された。~
[[防衛省]][[技術研究本部]]で開発されていた[[誘導爆弾]]。~
[[91式爆弾用誘導装置]]の後継として研究されていたが、制式化される事なく2005年に計画凍結された。~
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最大の特徴は大きな滑空翼と空力的に優れた形状。~
長い[[有効射程]]を安定して飛翔し、[[防空火器>AAA]]に対する[[アウトレンジ]]を志向していた。~
弾体は貫徹力を向上させるために大質量・高剛性で、跳弾になり難い形状になっている。~
海上・水際・地上の目標に対処する事を念頭におき、対地型・対艦型の2種類が開発された。~
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対艦型は目標識別能力とIRCCM能力を持つ。~
[[撃ちっ放し能力]]があり、母機は投下後、直ちに回避運動に入ることが出来る。~
搭載母機が[[AAA]]にさらされずに[[アウトレンジ]]攻撃を行えるよう、[[有効射程]]の向上が図られている。~
これは大きな滑空翼と[[滑空比]]の優れた形状により、長時間の安定した滑空を可能とする事で実現された。~
弾体は大質量・高剛性で、跳弾し難く貫徹力が高い。~
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対艦型は[[撃ちっ放し能力]]を持ち、弾体が独自に目標識別能力と[[IRCCM]]能力を持つ。~
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信管は[[着発>ヒットトゥーキル]]や[[近接>近接信管]]など各種モードを切り替え可能。~
[[MIL-STD-1553]]及び[[MIL-STD-1760]]を介して、[[コックピット]]から設定を行う。~
攻撃位置座標や信管のモード、[[近接信管]]の起爆距離、[[遅延信管]]の遅延時間など各種設定も変更可能。
攻撃位置座標や信管のモード、[[近接信管]]の起爆距離、[[時限信管]]の遅延時間など各種設定も変更可能。

**スペックデータ [#le246af1]
|重量|約2000ポンド|
|信管|着発や近接等の各種モード|
|弾頭|タンデム式二重弾頭(先駆弾頭は[[HEAT>成形炸薬弾]])|
|炸薬|PBX系炸薬|
|誘導方式|[[赤外線]]画像誘導(対艦型)&br;[[GPS>全地球測位装置]]/[[INS>慣性航法装置]]誘導(対地型)|
|[[シーカー]]|赤外線フォーカルプレーンアレイ方式(対艦型)|
|目標量産単価|4000〜5000万円程度|
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