【蒸気機関】(じょうききかん)

外燃機関の一種。広義には蒸気圧を利用したエンジンの総称だが、一般には蒸気圧でピストンを動かすものを指す。
蒸気レシプロエンジンともいう。
ボイラーによって発生させた水蒸気をシリンダーへ送り込み、ピストンを往復運動させる。
クランクを通じて往復運動を回転運動に変換するものが一般的である。

ジェームズ・ワットによって発明され、産業機械や蒸気機関車の動力源として、産業革命の大きな原動力となった。
しかし、燃料が持つ熱エネルギーの1%程度しか運動エネルギー?として取り出すことができず、装置も大掛かりなため、次第にすたれていった。

関連:蒸気タービン


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