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*&ruby(しょうめいだん){【照明弾】}; [#w80bfccf]
Illuminating Flare

夜間に目標を照らし出し視界を確保するための砲弾。~
十分な高度を取ってから[[パラシュート]]で滞空し、燃焼が尽きる数十秒から数分後まで周囲を数百メートルに渡って照らし続ける。~
直接的な殺傷能力はないが、光を作り出す原理は花火と同様の化学物質の燃焼((古くはアルミニウム粉、硝酸バリウム、硫黄、をワセリン、パラフィンなどで練り合わせた物が使用されてきた。 近年ではアルミニウム粉よりも強い光を出すマグネシウム粉と硝酸ナトリウムが使用されるようになった。))によるものであるため森林などでは火災の原因になる可能性がある。

[[間接砲撃]]可能な砲で打ち上げるのが一般的で、普通は[[迫撃砲]]か[[榴弾砲]]による。~
Illuminating Flare / star shell~
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夜間に目標を照らし出し、視界を確保するための砲弾。~
十分な[[高度]]を取ってから[[パラシュート>落下傘]]で滞空し、周囲を数百メートルに渡って照らし続ける。~
照明の持続時間はおおむね数十秒から数分だが、実際には灯が消える前に次弾が打ち上げられる。~
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通常砲弾の炸薬の代わりに照明剤の粉末(ワセリンやパラフィンで練り合わせてある)が弾頭に充填され、これに着火して発光する。~
直接的な殺傷能力はないが、燃焼によって発光しているため、森林などでは火災の原因になる危険性がある。~
照明材としてはマグネシウムと硝酸ナトリウムを用いるのが一般的。古くは[[アルミニウム]]・硝酸バリウム・硫黄を調剤して用いていた時代もある。~
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[[間接砲撃]]が可能な砲で打ち上げるのが一般的で、普通は[[迫撃砲]]か[[榴弾砲]]による。~
ただし[[艦載砲]]の砲弾として、あるいは[[航空支援]]の[[ロケット弾]]として運用される場合もある。~
夜間の[[CQB]]では滞空機能のない[[手榴弾]]としての照明弾が利用される場合もある。
夜間の[[CQB]]では滞空機能のない[[手榴弾]]としての照明弾が利用される場合もある。~
[[航空機]]から投下されるものは、他と区別して&ruby(ちょうこうだん){吊光弾};と呼ぶことがある。~
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一方で、照明による利点は敵側も享受でき、また照明弾が投下される事で味方の存在とその配置を敵に教えてしまう。~
現代戦のように暗視装置を利用できるなら、照明を用意せず暗闇のまま行動した方が有利である。~
このため、夜間に襲撃を受けた際に防衛側が利用するのが一般的。

照明による利点は敵側も享受でき、また照明弾が投下される事で敵の存在とその配置を敵に教えてしまう。~
加えて現代では兵士、車両、[[航空機]]が個別に暗視装置を用いる事ができるため、照明を用意せず暗闇のまま行動した方が有利な場合がままある。~
このため、夜間に襲撃を受けた際に防衛側が利用するのが一般的。~


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