【巡洋艦】(じゅんようかん)

ワシントン海軍軍縮条約で定義された艦種。
定義は、基準排水量が一万トン以下で、主砲の口径が8インチ(20.3cm)以下の艦となっている。
駆逐艦ほど速くないが装甲と火力で勝り、戦艦ほどの装甲と火力は無いが速力で勝る中堅的な艦。コスト・パフォーマンスに優れ、艦砲射撃?から船団護衛まであらゆる局面に使用できるので、実質的に海軍の作戦行動の中核を成していた。

第二次世界大戦直後くらいまでは、その主砲の口径で一般的に重巡洋艦軽巡洋艦に分けられていたが、現在の巡洋艦ではそのような区別は皆無といっていい。


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