【重水炉】(じゅうすいろ)

原子炉のうち、減速材として重水(重水素と酸素の化合物)を使うもの。
重水は中性子?を吸収しづらいため、核燃料として天然のウラニウム?などを使うことができる。
しかし大量の重水を用意することは難しく、また使用後の重水はトリチウムを含むため処理の困難な放射性廃棄物となってしまうといった問題点がある。

一部の国では原子力発電所に用いられているが、軽水炉ほど一般的ではない。
また、軽水炉に比べてプルトニウムを生成しやすいことから、使用国に核兵器開発の疑惑が持たれることがある。


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