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*&ruby(しゅうはすう){【周波数】}; [#r2cf7c03]
Bandwidth/Frequency.~
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[[電磁波]]や振動(波)の速度。単位はHz(ヘルツ)((かつては「c/s(サイクル毎秒)」という単位も用いられていた(日本では1972年の計量法改正で現在の「Hz」に替わった)。))。~
1秒間に1回振動する事を1Hzと定めている。~
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エネルギーはその周波数によって振る舞いが代わり、制御するメカニズムにも配慮を要する。~
[[電磁波]]や振動(波)の速度。単位はHz(ヘルツ)で、1秒間に1回振動する事を1Hzと定めている。~
数学的には時間(秒)の逆数と解釈されている。~
>古くは「c/s(サイクル毎秒)」という単位表記でも記述されていたが、これは表記が異なるだけでHzと同一の単位である。

エネルギーはその周波数によって振る舞いが変わり、制御するメカニズムにも配慮を要する。~
このため、機械類は取り扱うエネルギーの周波数が厳密に管理され、工業規格としてその仕様を定められている。~

>例えば、電力網はその仕様ごとに送られてくる電流の周波数が異なり、一定の周波数になるよう変電所で調整される。~
電化製品はその電源の周波数が定められており、想定外の電源では挙動が不安定化し故障を招く。

また、一般に周波数と言えば無線通信やラジオ・テレビ放送で送信される無線電波の周波数を指す事が多い。~
無線局((一般には無線通信の送受信施設全体を指すが、法的には無線の送受信機自体を指す。))はそれぞれ固有の周波数帯域を占有し、受信側はその周波数を合わせた電波を拾う必要がある。~
無線放送・無線通信は機器ごとに特定の周波数帯域を占有し、受信側はその周波数を合わせた電波を拾う必要がある。~
周波数を合わせれば第三者が通信を傍受(盗聴)する事が可能なため、公共用途でない通信の周波数は折を見て切り替えるのが一般的。~
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ただ、近年のデジタル通信ではハードウェア技術者でない限り周波数を意識する事はほとんどない。~
電気信号のほとんどがコンピュータによる暗号化処理を経るため、単に周波数を合わせるだけで傍受できる通信は時代遅れになりつつある。

>ただし、完全なプライバシーは原理的にありえない。~
暗号は必ず「正規の受信者なら解読できる」という性質を持つ(解読されないと通信が成立しない)ため、欺く事が可能である。~
暗号は必ず「正規の受信者なら解読(復号)できる」という性質を持つ(解読されないと通信が成立しない)ため、欺く事が可能である。~
加えて、コンピュータが自動制御する通信は制御段階で情報を漏洩させる危険性を持つため、暗号だけが堅牢であっても意味がない。

関連:[[サイバーテロ]]


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