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*&ruby(よんしきじゅうばくげきき){【四式重爆撃機】}; [#ad682dcb]
三菱航空機が設計、大戦末期の1944年に日本陸軍が採用した爆撃機。~
愛称は飛龍、記号はキ67。~
三菱・キ67「飛龍」。~
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[[三菱航空機>三菱重工業]]が設計、[[第二次世界大戦]]末期の1944年に[[日本陸軍>日本軍]]に制式採用された双発の[[重爆撃機>爆撃機]]。~
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海軍の[[一式陸上攻撃機]]に似た外観であるが、機体をスリム化して操縦性を高めた。~
1944年から生産が始まったが、戦争末期の空襲や工場疎開で量産化が進まず、実戦投入に遅れた。~
1944年から生産が始まったが、[[アメリカ軍]]による[[空襲>空爆]]や工場の疎開などで量産化が進まず、実戦投入は遅れた。~
~
生産の途中から雷撃仕様に設計変更され、陸軍機ながら魚雷を搭載し台湾沖航空戦やバリクパパンに出撃した
((海軍の[[天山]]、一式陸攻は損失が大きく、銀河も少数の配備であったため。))。~
また、長距離の飛行性能を活かして沖縄戦にも多用された。~
生産の途中から[[雷撃機]]仕様に設計変更され、陸軍機ながら[[魚雷]]を搭載し台湾沖航空戦やバリクパパンに出撃した((海軍の[[天山]]や一式陸攻は損失が大きく、銀河も少数の配備であったため。))。~
また、[[航続距離]]の長さを活かして沖縄戦でも多用された。~
~
陸軍は良好な性能の当機を再重点機種に指定し、川崎航空機や陸軍立川航空廠でも生産された。~
海軍も「靖国」という名前で使用した。~
陸軍は良好な性能の当機を最重点生産機種のひとつに指定し、[[川崎航空機>川崎重工業]]や陸軍立川航空廠でも生産された。~
また、海軍航空隊にも「靖国」という名前で採用された。~
~
**派生型 [#p9b20dd1]
-キ109~
武装を機銃に変更した、対爆撃機用の防空戦闘機。~
対[[爆撃機]]迎撃用の[[防空戦闘機>戦闘機]]。~
[[副操縦士>副機長]]席を廃し、[[高射砲]]を搭載した。~
~
-ト号機~
800Kg爆弾を固定した特攻機。~
800Kg爆弾を機体に固定した[[特攻機]]型。~

**諸元 [#k762ed5e]
|種別|[[爆撃機]]|
|主任務|戦術爆撃|
|乗員|6〜8名|
|エンジン|三菱ハ104、空冷式1,900馬力|
|全長|18.7m|
|全幅|22.5m|
|全高|7.7m|
|主翼面積|65.85平方メートル|
|最大速度|537km/h|
|最大航続距離|3,800km|
|上昇力|14分30秒/6,000m|
|実用上昇高度|9,470m|
|全部重量|13,765kg|
|武装|20mm砲×1、13mm砲×4|
|爆装・雷装|800kg爆弾×1、800〜1,070kg魚雷×1|


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