*&ruby(よんしきじどうしょうじゅう){【四式自動小銃】}; [#x321e72a]
旧日本海軍が1944年に開発した[[自動小銃]]。~
「五式自動小銃」とも呼ばれることがある。~
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[[アメリカ軍]]が使用していた[[M1小銃(ガランド)>M1ライフル]]の欠点であった[[エンブロッククリップ>クリップ]]式装弾を改めて[[ストリッパークリップ>クリップ]]式装弾(([[リー・エンフィールド]]のように5発クリップを2つ用いて10発を装弾できた。))とした上で、連発機構を模倣する形で設計された。~
しかし、[[日本軍]]の標準[[小銃弾]]であった7.7mm×58弾を使用したため、ガス圧不足による動作不良が多発。~
その改修を進めているうちに終戦を迎えたため、実戦使用されることはなかった。~

**スペックデータ [#p581ea09]
|口径|7.7mm|
|全長|1,073mm/1,456mm(着剣時)|
|銃身長|590mm|
|重量|4,097g|
|使用弾薬|7.7mm 九九式実包、.303ブリティッシュ弾、四式実包|
|装弾数|10発(固定式弾倉)|
|発射速度|10発/分|
|銃口初速|689m/秒|
|[[有効射程]]|1,200m(最大照尺)|
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