【最大射程】(さいだいしゃてい)

銃弾・砲弾・ミサイル魚雷などが発射後に理論上到達し得る最大の距離。
ミサイル魚雷ではエンジン航続距離から算出され、火砲の場合は迎角45°前後で発射する事が想定される。

主に誤射に関して考慮するための概念であり、狙って撃つ場合にはふつう考慮されない。
原則として最大射程付近の標的を狙って撃つ事はないし、また仮に撃ったとして命中を期待する事はできない。

また、火砲では空気抵抗によって初活力が失われるため、有効射程外ではデストラクションパワーを維持できない。
とはいえ飛翔している限り弾体が無害である事はあり得ず、生身の人間程度であれば死傷の可能性が常に存在する。
また榴弾ミサイル魚雷など、爆薬を内蔵している弾頭は有効射程外(への誤射)でも十全な破壊力を維持する。

関連:有効射程 目視外射程 目視内射程


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