【最後の有人戦闘機】(さいごのゆうじんせんとうき)

F-104戦闘機の異称のひとつ。
元々はUltimate Manned Fighter(アルティメット・マンド・ファイター) と呼ばれ、日本語訳すると「究極の有人戦闘機」となるはず であったが、なぜか「最後の有人戦闘機」 と和訳された。

同機は、時代を凌駕する卓越した上昇力、加速力を持っていたことに加え、開発された当時、「今後の航空優勢地対空ミサイルによって確保される」というミサイル万能論の風潮が根強かったため、これ以上高性能な戦闘機は必要無いといわれ、このような俗称がつけられた。
しかし、実際にはその後も現在に至るまで、新たな有人戦闘機が作られている。

なお、最近では軍用機の無人技術が発達してきたため、F-35JSFを暗示する言葉ともなっている。

関連:ミサイリアー


トップ 新規 一覧 単語検索 最終更新ヘルプ   最終更新のRSS