【航空方面隊】(こうくうほうめんたい)

Air Defence Force.

航空自衛隊航空総隊に直属する航空師団*1級の隷下部隊のひとつ。同様の性格で規模の小さいものは「航空混成団」*2とよぶ。
航空方面隊、航空混成団とも司令官には空軍中将たる空将(乙)が、副司令官には空軍少将たる空将補が充てられる。

担当する空域の防空に関する一切の責任を負う戦略級部隊単位で、戦闘航空団2個、(航空混成団においては戦闘航空隊1個*3)、高射群1〜2個、航空警戒管制部隊、その他直轄部隊からなり、担当防衛区域において戦闘部隊を統括する。

現在、次の3個方面隊及び1個航空混成団がある。

  • 北部航空方面隊?(司令部:三沢
  • 中部航空方面隊?(司令部:入間
  • 西部航空方面隊?(司令部:春日?
  • 南西航空混成団?(司令部:那覇

航空団の項でも述べたとおり、航空方面隊司令部が飛行隊や高射群を直接指揮して、指揮系統を簡素化すべきとの声もある。


*1 RAFの飛行集団(Air Group)に相当。
*2 英訳ではComposite Air Divsion
*3 2015年に戦闘航空団に改編予定。ただ、現時点に於いても英訳はWingである。

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