【航空整備士】(こうくうせいびし)

航空機の整備を行う職業。
日本では航空法で定められた国家資格でもあり、有資格者の確認なく整備を行う事は許されない。

軽微な修理のみを行える「運行整備士」と、少修理まで行える「整備士」の二種類があり、またそれぞれが大型航空機を扱う「一等」と、小型航空機を扱う「二等」に分かれている*1

軽微な修理は作業後の点検を必要としない簡単な作業。
少修理は点検が必要だが行程がマニュアル化された定期的な作業。
大修理は完全な点検が不可能な作業であり、執り行う際には大臣の認可を必要とする。

二等は飛行機回転翼機滑空機飛行船の区分ごとに、またエンジンピストンタービン?かによって限定条件がある。
一等は機種ごとに限定条件があり、例えばB777限定の一等整備士はB777の確認しか行えない。

航空専門学校?の学生は概ね「飛行機ピストン」限定の二等航空整備士を目標とする。
一等航空整備士は企業での実務経験を5〜10年ほど経た上で取得するのが一般的。

関連:航空工場整備士 航空法


*1 大型・小型の区分は飛行機ヘリコプターによって異なる。飛行機の場合は12,500LB(5,700kg)以上が大型。

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