【航空整備士】(こうくうせいびし)

  1. 広義: 航空機整備?を仕事とする人。

  2. 国家資格。航空法により定められた、航空従事者?の一種。民間機?の、整備後の確認行為?に必要。技能証明(資格)取得には、法で定められた実務経験が必要。

    以下の4種ある。

  • 一等航空整備士(一整): 大型航空機の確認行為が可能(小修理?まで)
  • 一等航空運航整備士(一運整): 同上(軽微な修理?まで)
  • 二等航空整備士(二整): 小型航空機の確認行為が可能(小修理?まで)
  • 二等航空運航整備士(二運整): 同上(軽微な修理?まで)

    さらに、それぞれに「飛行機回転翼航空機?滑空機飛行船」「ピストンタービン?」の限定がある。
    一等については、機種ごとの限定もある(例:「B-777の確認はできるがB-747の確認はできない」)。

    ※大型・小型としたのは、飛行機とヘリコプタでは線引きとなる重量が違うため。飛行機の場合、12,500LB(5,700kg)が境界線。詳しくは鳳文書林出版販売「航空法」を参照(毎年改訂されている)。

    たとえば、航空専門学校?の学生は、たいてい「飛行機ピストン?」に限定された「二等航空整備士(あるいは二等航空運航整備士)」を取得する。


    「整備員」と言う場合、自衛隊軍隊で整備に従事している人を指すことが多い。国家資格を持っているかどうかには関係がないことが多い。


関連: 航空工場整備士


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