【航空自衛隊補給本部】(こうくうじえいたいほきゅうほんぶ)

JASDF Air Materiel Command.

航空自衛隊の組織の一つで、防衛大臣―航空幕僚監部に直属し、航空自衛隊の兵站を統括する高級司令部。
また、航空総隊航空支援集団航空教育集団及び航空開発実験集団と共に、空自の5個メジャーコマンドを構成している。

本部は東京都・十条基地に置かれ、隷下に3個補給処を置いている。

かつては第1〜第4までの4個補給処があったが、2008年に発覚した「航空自衛隊事務用品発注官製談合事件」の影響により第1補給処*1が廃止され、現在の3個補給処体制となった。

本部長(司令官)には空将(乙)、副本部長には空将補があたっている。

隷下の組織

  • 第2補給処(所在地:岐阜):航空機機体用部品、支援機材、エンジンなどを扱う。
    • 十条支処(所在地:東京都・十条)
  • 第3補給処(所在地:入間):通信電子器材、写真・気象器材などを扱う。
  • 第4補給処(所在地:入間):火器、弾薬、訓練用標的、車両、需品などを扱う。
    • 高蔵寺支処(所在地:愛知県・高蔵寺)
    • 東北町支処(所在地:青森県・東北町)
    • 木更津支処(所在地:千葉県・木更津)※旧第1補給処本処

*1 千葉県・木更津基地に所在し、制服などの一般的な需品・資材や施設器材などの保管、補給、整備を担当していた。
  廃止後、主な機能は第4補給処に移管され、同時に木更津基地も分屯基地に格下げされた。


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