【航空士】(こうくうし)

  1. 航空機に搭乗し、自機の現在位置・進路の測定や航法上で必要となるデータの算出などに従事する乗員。
    主に、大型機において推測航法・天測航法・無線航法などの業務に従事するが、近年ではアビオニクスの発達に伴い、搭乗を要する機体は少なくなっている。

    日本の航空法では一等・二等に級別され、国土交通省の行う資格試験に合格することでこの資格を得られることになっている。

  2. 自衛隊の部内資格の一つで、常時、航空機に搭乗して勤務する隊員のうち、パイロット以外の隊員全般を総称してこう呼ぶ。
    細かくは、機体ごとに次のように分けられている。

    航空自衛隊
    大型機のフライトエンジニア、救難機の救難員、早期警戒機(E-2、E-767)の要撃管制官、輸送機C-1C-130YS-11)のロードマスター政府専用機フライトアテンダントなど。
    海上自衛隊
    哨戒機P-3C)のソナー員、レーダー員、機上電子整備員、機上武器整備員、哨戒ヘリコプターSH-60)のセンサーマン、降下救助員、救難飛行隊の機上救護員(US-1、US-2、UH-60搭乗)、YS-11の機上通信員など。
    陸上自衛隊
    CH-47Jの機上整備員。

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