【攻撃ヘリコプター】(こうげきへりこぷたー)

主に地上施設、部隊を低空からロケット弾対戦車ミサイル機関砲等で攻撃するヘリコプター
かつては対戦車ヘリコプター?と呼ばれていたが、任務の多用途化により名前を改められた。
ベトナム戦争に於いて、ヘリコプターを使った低空からの攻撃が有効であったため、
専用の機体を開発したことが始まりである。
また冷戦当時、西側が東側に比べ劣っていた戦車装備数を埋める意味合いもあった。

黎明期はその任務故生存性?が低かったが、最近の機体は機関砲等から乗員などの重要部分を護る装甲が施され、チャフフレアECMといったミサイル防御やレーダー攪乱装置も搭載されている。 また、低空からの墜落程度では、乗員に被害が及ばないように作られている。

それでも敵に先に発見されると脆弱であるため、匍匐飛行?をしながら身を潜め、
目標を発見したら直ちに攻撃し、すかさず移動し再び隠れる、いわゆる「ヒット&アウェイ」を信条とする。

AH-64AH-1などの機体が代表的である。


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