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*&ruby(ひろしまくうこう){【広島空港】}; [#e6b369d8]
広島県三原市に所在する[[拠点空港>空港]]。~
中国地方では最大の空港であり、二番目に多い[[岡山空港]]の約2倍の利用客数を誇る。~
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本空港は山を削り、谷を埋め立てて造成した空港であり、標高が330ｍと高いことから、気象条件（風など）が急に変化しやすい空港である。~
霧などが急に発生して流れ込んでくることから運用に制約が多く、以前は年間75便も欠航していたが、[[ILS>計器着陸装置]]の「カテゴリー��b」を運用するようになってからは年間2便まで減少している((ただし、ILSが設置されていない東側から進入する際は、最終的に[[パイロット>エビエーター]]が滑走路を目視して手動で着陸させる方法がとられる。))。~
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空港内には[[海上保安庁]]第六管区海上保安本部広島航空基地(([[AW139]]「せとわし1号」などを配備。))、及び広島県防災航空センター((防災ヘリコプター「メイプル」（[[AW139]]・運航は中日本航空に委託）を配備。))が所在している。~
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本空港の歴史は、[[第二次世界大戦]]中に広島市内の吉島に[[日本陸軍>日本軍]]により建設された[[飛行場]]に始まる。~
この飛行場は戦後、進駐してきた[[アメリカ軍]]により接収され、講和条約後に返還されてからは[[グライダー>滑空機]]の発着に利用された後、廃港となった。~
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1961年には同じ広島市内（現在の広島市西区）に1,200ｍの[[滑走路]]を以て「広島空港」が開港。~
その後、滑走路は1,800ｍに延長されたものの、地形の問題((瀬戸内海に面し、天満川と太田川放水路に挟まれた場所に位置していた。))からそれ以上の拡張が困難で、[[B747]]などの大型機は[[離>離陸]][[着陸]]できなかった((当時、離着陸が可能な最大の機体は[[B767]]で、[[三発以上の多発機>多発機]]（[[B747]]・[[DC-10]]・[[L-1011]]など）の離着陸には2500ｍ以上の滑走路が必要であった。))。~
1961年には同じ広島市内（現在の広島市西区）に、1,200ｍの[[滑走路]]を以て「[[第二種空港]]」として「広島空港」が開港。~
その後、滑走路は1,800ｍに延長されたものの、地形の問題((瀬戸内海に面し、天満川と太田川放水路に挟まれた場所に位置していた。))からそれ以上の拡張が困難で、[[B747]]などの大型機は[[離>離陸]][[着陸]]できなかった((当時、旧広島空港に離着陸が可能な最大の機体は[[B767]]で、[[三発以上の多発機>多発機]]（[[B747]]・[[DC-10]]・[[L-1011]]など）の離着陸には2500ｍ以上の滑走路が必要であった。))。~
更に、ターミナルや[[エプロン]]が狭いうえに[[平行誘導路>誘導路]]を備えていないため増発が困難という欠点もあった。~
また、着陸時に市街地上空を旋回する必要があるなど[[アプローチ]]も難しく、それを原因とした[[墜落]]事故も起きていた。~
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こうしたことから、1993年に「新広島空港」として現在地へ移転。~
旧空港は2012年まで「広島西飛行場」として用いられたのち廃港となり、ヘリポート機能のみが残された。~
旧空港は2012年まで「広島西飛行場」（その他公共用[[飛行場]]）として用いられたのち廃港となり、ヘリポート機能のみが残された。~
**空港情報 [#b6bb2143]
|種別|拠点空港（旧[[第二種>第二種空港]]）|
|[[滑走路]]|3,000m×60m（10/28）|
|3レターコード|HIJ|
|4レターコード|RJOA|
|[[ILS>計器着陸装置]]|カテゴリー��b（RWY28）|
|設置・管理者|広島国際空港株式会社|
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