【原子力空母】(げんしりょくくうぼ)

原動力機関として原子炉蒸気タービンを搭載した航空母艦

(石油・石炭などの化石燃料を使う)従来の通常動力艦と比べると大量の燃料を搭載する必要がなく、少量の核燃料だけでよくなるので、航続性能が飛躍的に向上した。
また、その余剰スペースを用いて従来より大量の航空燃料、武器弾薬を搭載することができる。
カタパルトの動力となる蒸気を得るため、加圧水型原子炉を用いるのが一般的である。
現在就役中の原子力空母はアメリカ海軍のエンタープライズ級1隻、ニミッツ級10隻、フランス海軍のシャルル・ド・ゴール級1隻の合計12隻である。~

また現在、アメリカは次期原子力空母「ジェラルド・R・フォード」級の第1番艦を2009年に起工し、2015年に就役させる予定である。


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