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*&ruby(けいじゅんようかん){【軽巡洋艦】}; [#x324ac0c]
1922年の[[ワシントン海軍軍縮条約]]で[[巡洋艦]]という艦種が確立された後、さらに1930年の[[ロンドン海軍軍縮条約]]において[[巡洋艦]]、[[駆逐艦]]等の補助艦も制限することとなった際にできた艦種。~
[[巡洋艦]]のうち、5.1インチ以上6.1インチ（15.5cm）以下の[[艦載砲]]を備えるものを「乙級巡洋艦」と呼ぶことになり、さらに日本海軍ではそれを「二等巡洋艦」と類別することになったが、一般的にはそれは「軽巡洋艦」と呼ばれた。そのため「軽巡洋艦」の呼び方が現在に至っても定着している。~
小型で建造しやすく、そこそこ各種武装も積める為、軽巡洋艦の中でさらに[[防空巡洋艦]]等に分岐していった。~
[[第二次世界大戦]]では主に水雷戦隊の旗艦や、[[空母]][[機動部隊]]の護衛に従事した。~
Light Cruiser.~
[[巡洋艦]]の一分類。~
1922年の[[ワシントン海軍軍縮条約]]で[[巡洋艦]]という艦種が確立された後、さらに1930年の[[ロンドン海軍軍縮条約]]において[[巡洋艦]]、[[駆逐艦]]等の補助艦も制限することとなった際に誕生した呼び名。~
[[巡洋艦]]のうち、5.1インチ以上6.1インチ（15.5cm）以下の[[艦載砲]]を備えるものがこう呼ばれていた。~
>なお、日本海軍では「乙級（二等）巡洋艦」と類別された。
現在の海軍では[[重巡洋艦]]と軽巡洋艦の区別はほぼ無くなっている。~
[[第二次世界大戦]]では主に水雷戦隊・潜水戦隊の旗艦や、[[空母>航空母艦]][[機動部隊]]の護衛などに従事した。~
また、小型で建造コストも安いことを活かして、[[艦載砲]]を全て[[高射砲]]に取り替えた「防空巡洋艦」などの派生艦種のベースにもなった。~
~
現在の[[海軍]]では、（大型の[[艦載砲]]を積むことがなくなったこともあり）[[重巡洋艦]]と軽巡洋艦の区別はほぼ無くなっている((そればかりか、[[駆逐艦]]にも往時の巡洋艦の[[基準排水量]]に匹敵する[[満載排水量]]を持つ艦が増えており、定義は曖昧になりつつある。))。~
