- バックアップ一覧
- 差分 を表示
- 現在との差分 を表示
- ソース を表示
- 軍事ケインズ主義 へ行く。
- 1 (2007-12-20 (木) 21:47:42)
- 2 (2007-12-22 (土) 07:28:56)
- 3 (2008-02-09 (土) 19:43:01)
- 4 (2008-03-12 (水) 18:18:08)
- 5 (2008-03-15 (土) 06:18:12)
- 6 (2008-05-01 (木) 06:27:43)
- 7 (2008-07-31 (木) 22:42:04)
- 8 (2009-03-07 (土) 16:28:21)
- 9 (2012-09-23 (日) 10:41:43)
- 10 (2012-09-24 (月) 20:42:36)
- 11 (2014-06-18 (水) 22:37:35)
- 12 (2017-03-27 (月) 14:07:06)
【軍事ケインズ主義】 †
実務的な開戦事由を念頭に置かず、軍需産業による利権を目的として軍事政策を執り行う事。
英国の経済学者ジョン・メイナード・ケインズの唱えた理論(ケインズ経済学)を論拠とする事が多い。
前提として、「誰かが労働するためには、誰かが賃金を支払う必要がある」と考える。
国家経済に置き換えれば、国民が消費(支払い)をしなければ生産は滞り、経済は萎縮し衰える。
これを防いで健全な国家経済を維持するため、必要に応じて国が公共事業を行い賃金を支払うべきである。
―――というのが、ケインズ主義者の基本的見解である。
軍事ケインズ主義は、上記の前提において「行うべき公共事業」として「軍事」を選択する。
なぜ軍事なのか、という点については、おおむね以下のように主張される。
- 予算が許す限り無尽蔵に消費を誘引でき、「全て作ったからもう要らない」などという事は起こりえない
- 軍事は政府の専管事項であるから、他の産業より国家政策をダイレクトに反映させられる
- 多様な最新科学技術を要求されるため、要求に答えるために国内の科学技術が進歩する
- 貧困層の若者が徴兵や志願の形で軍に入ることで、国費による効率的な職業訓練を施せる
- 必要とあらば他国からの略奪によって資金難を物理的に解決できる
しかしその反面、以下のような反論もある。