【空爆】(くうばく)

air strike(攻撃を受ける側からは"air laid")
空からの地上に対する攻撃をまとめた言い方。

攻撃を行う側が爆撃機でも攻撃機でも攻撃ヘリコプターでも、使用兵器が爆弾でも機関銃でも空対地ミサイルでも、行ったことが近接航空支援でも戦略爆撃でも攻勢対航空作戦でも全て「空爆」と言える。

1991年の湾岸戦争以降、それまでの「爆撃」という表現に代わって、特にマスメディアで多用されるようになった。
「空爆」という表現が多用されるようになる前と、その後での空対地戦闘では多少の相違がある。
それは、従来のように多数の爆撃機を動員して行う大規模な絨毯爆撃が減り、これに代わって精密誘導兵器が登場したこと、巡航ミサイルによって、敵の対空火器が届かない遠距離から精密攻撃する作戦が増えたことなどであり、これらが「空爆」という表現につながった可能性がある。

類似の言葉に「爆撃」「空襲」「空撃」があり、公式文書等では「爆撃」が使用されることが多い。


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