【空挺部隊】(くうていぶたい)

Para-trooper *1

空挺降下による展開を想定して編成された歩兵部隊
航空機によって、敵味方が交戦する戦線や山岳・大河・海など天然の障害を突破して敵地に降下、空挺堡と呼ばれる拠点を作って友軍の到着を待つ*2
あるいはそのまま後方撹乱に当たりつつ、友軍と呼応して敵の挟撃・包囲殲滅を図る。

性質上、あまり重量のある兵器は降下させられないため、装備はあまり潤沢でない。
現代では車輌を降下させる事も可能だが、重量制限は非常に厳しい*3
そうしたことから、友軍との連携が断たれればすぐさま敵中に孤立し、玉砕投降の憂き目を見ることもままある。

危険で過酷な任務を受け持つため、訓練もそれを想定して高度かつ過酷なものとなる。
入隊時の審査も厳しく、精鋭部隊・エリート部隊とみなされる事も多い*4
また、空挺降下任務の性質上、特殊部隊の母体となる事もある。

関連:ジェロニモ? マーケット・ガーデン作戦 ヘリボーン

各国の主な空挺部隊


*1 直訳すれば「落下傘騎兵」の意。
*2 一度空挺堡が出来ると、敵は少なからず戦力をその対応に振り向けねばならず、結果として戦線正面の友軍の負担を軽減・緩和することが出来るのである。
*3 主力戦車や大型自走榴弾砲などを持ち込むのは構造的にも不可能に近い。
*4 一例として、旧ソ連軍では7個師団あった空挺師団のすべてに「親衛」の称号が与えられていた。

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