【空挺降下】(くうていこうか)

兵員や車両・物資などを、パラシュートなどを使って、飛んでいる航空機から降ろすこと。

陸上での移動が困難な地域や、急を要する場合に行われる。また、前線を飛び越えて敵の後ろに部隊を送り込んだり、急いで広い地域に部隊を展開したい場合などにも行われる。
降下中は発見されやすく無防備になるため、できるだけ早く着地させる必要がある。そのため空挺降下用のパラシュートは、人間または物資が着地できる限界の速度で落ちるように作られており、ほとんど墜落していると言っても過言ではない。そのため非常に厳しい訓練が必要で、間違ってもスカイダイビングのパラシュートと一緒にしてはいけない。

初期は滑空距離を延長するためにハンググライダー?が用いられたこともあったが、航空機からの降下に問題があり、現在ではほとんど用いられていない。

関連:第1空挺団 ファストロープ HAHO HALO LAPES SAS

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陸上自衛隊第1空挺団


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