【空対空ミサイル】(くうたいくうみさいる)

Air to Air Missile (AAM)
航空機などを攻撃するために主に飛行機から発射される誘導弾
超音速で目標を飛翔追尾し、直撃、もしくは至近距離での爆発で被害を与える。
現代の戦闘機にとって最も重要な武装で、機関砲など従来の武装を過去のものにしてしまった。

終端誘導にはアクティブレーダー誘導セミアクティブレーダー誘導を用いるのが一般的。
短距離用ではジェットエンジンの放熱を捉える赤外線誘導方式も用いられる。

長さに応じて「長対空ミサイル」「中対空ミサイル」「短対空ミサイル」と分類される場合がある。
この場合、『長さ』とは有効射程を指し、ミサイル自体の物理的な長さではない。
ただし、搭載燃料の体積はほぼ射程に比例するため、射程の長いミサイルほど大型化する傾向はある。

世界の主な短射程空対空ミサイル&世代別

世界の主な中射程空対空ミサイル

世界の主な長射程空対空ミサイル


aam.jpg

AIM-7中距離対空ミサイルを発射したF-15E
Photo: USAF


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