【空対艦ミサイル】(くうたいかんみさいる)

攻撃機爆撃機ヘリコプターなどから発射され、水上艦を攻撃することを目的とするミサイル。
航空機によって任意の場所から発射することが可能であり、かつ発射後は高速で飛翔するため迎撃が困難で、水上艦にとって最大の脅威。
フォークランド紛争において、アルゼンチン海軍のシュペル・エタンダール?が使用した5発のエグゾセAM-39?ミサイルがイギリス海軍の新鋭駆逐艦シェフィールド?を含む数隻を撃沈したほか、英艦隊の動きを大きく牽制することに成功し、空対艦ミサイルの脅威が強く認識されるようになった。
なお、逆にイギリス海軍のシーリンクスヘリコプターが初めて実戦でシースクアー?空対艦ミサイルを発射し、アルゼンチン艦艇を撃沈している。

世界で使われている主なものは、AM-39エグソゼ(仏)AGM-84ハープーン(米)AS-17クリプトン(露)?シーイーグル(英)?等である。

AM-39.jpg

AM-39エグゾゼ空対艦ミサイル(内側)と、マジック2短射程空対空ミサイルを搭載しているミラージュ2000
Photo :Photo: IAF(Indian Air Force)HP


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