- 追加された行はこの色です。
- 削除された行はこの色です。
*&ruby(ぎんがにごう){【銀河2号】}; [#ha5dba94]
銀河2号は、朝鮮民主主義人民共和国（以下北朝鮮）で開発されたロケットである。~
同国が開発している[[弾道ミサイル]]の[[テポドン]]との関係が指摘されている。~
朝鮮民主主義人民共和国（以下北朝鮮）が設計・開発した、[[人工衛星]]打ち上げ用の大型ロケット。~
同国が開発している[[弾道ミサイル]]・[[テポドン]]との関係が指摘されている。~
~
2009年4月5日に北朝鮮の東海衛星発射場から実験通信衛星「[[光明星2号]]」を搭載し発射された。~
北朝鮮当局は、軌道投入に成功したと発表したが、アメリカの[[NORAD>北アメリカ航空宇宙防衛司令部]]、ロシアはそれぞれ追跡を行い失敗であったとしている。
北朝鮮当局は「軌道投入に成功した」と発表したが、アメリカの[[NORAD>北アメリカ航空宇宙防衛司令部]]及びロシアは、それぞれ追跡を行った結果「失敗であった」としている。~
~
その後、これを元にした「銀河3号」の開発が進められ、2012年に2度の発射を行った。~
4月に行われた1回目の発射では[[ペイロード]]「光明星3号」を予定の軌道に乗せられず失敗に終わった((分析では、発射直後に空中分解した模様とのことであった。))が、同年12月12日に2度目の発射を行い、「光明星3号（2号機）」の軌道投入に成功した。~
これにより、北朝鮮は世界で10番目の人工衛星自力発射能力を持つ国となった((「人工衛星の保有国」としては世界75番目となった。))が、同時に、日米韓の政府当局者や[[国連安保理>国際連合安全保障理事会]]はこれを「[[弾道ミサイル]]開発の実験」であるとみなしており、北朝鮮が弾道ミサイル関連技術を開発・利用することを禁じた[[決議>国際連合安全保障理事会決議]]に違反するという立場を取っている。
**スペックデータ [#fb755649]
種別：三段式ロケット~
全長：約16m（1段目）/約8m（2段目）/約6m（三段目）~
