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*&ruby(ぎんが（ばくげきき）){【銀河（爆撃機）】}; [#gbc46c99]
空技廠/[[中島>富士重工業]] P1Y.~
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[[大東亜戦争]]中、空技廠（海軍航空技術廠）が開発し、[[日本海軍>日本軍]]に配備された[[陸上>陸上機]][[爆撃機]]（[[急降下爆撃機]]兼[[雷撃機]]）。~
[[連合軍>連合国（第二次世界大戦）]]におけるコードネームは「Frances」((当初、[[戦闘機]]と誤認して「Francis」と男性名をつけていたが、爆撃機であることが判明すると女性名である「Frances」に改められた。))。~
[[連合軍>連合国（第二次世界大戦）]]におけるコードネームは「Frances」((当初、連合国軍は本機を[[戦闘機]]と誤認して「Francis」と男性名をつけていたが、爆撃機であることが判明すると女性名である「Frances」に改められた。))。~
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当初、本機は支那事変における[[九六式陸上攻撃機]]の[[戦訓>バトルプルーフ]]を取り入れる形で、「[[彗星]]」の設計思想を取り入れて「十五試双発陸上爆撃機」として開発された。~
当初、本機は支那事変における[[九六式陸上攻撃機]]の[[戦訓>バトルプルーフ]]を取り入れる形で、[[艦上爆撃機]]「[[彗星]]」の設計思想を取り入れた[[急降下爆撃機]]「十五試双発陸上爆撃機」として開発された。~
要求されたスペックは以下の通りであった。~
-[[一式陸上攻撃機]]と同等の[[航続力>航続距離]]
-[[零式艦上戦闘機]]と同等の速力
-[[雷撃]]及び1トン爆弾による[[急降下爆撃]]能力
-[[離陸]]滑走距離600ｍ以内
機体は小型・軽量化のため、[[一式陸上攻撃機]]では7名程度の[[乗員>エビエーター]]を必要としていたところを3名（[[操縦員>パイロット]]・偵察員・[[電信員>航空通信士]]）に削減することで前面投影面積を最小化し、空気抵抗の削減を図った。~
また、[[風防]]を低く抑えたため、[[彗星]]と同様の背負い式[[落下傘]]を採用した。~
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[[爆弾倉>ウェポンベイ]]には[[九一式航空魚雷>航空魚雷]]または800kg爆弾を1発、あるいは500kg/250�塲�弾を2発搭載することができた。~
爆弾や魚雷の代わりに[[増槽]]を載せることも可能だったが、[[一式陸上攻撃機]]のように30kg〜60kgの小型爆弾を多数搭載することはできなかった。~
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[[エンジン]]には、当時試作段階だった小型・高出力の「[[誉]]」を、日本軍機では比較的早期に採用した。~
しかし、当初はその誉の完成度も低く、空技廠での試験飛行では20回を超える故障を発生させていた。
