【金の壁】(かねのかべ)

飛行機戦闘機の高速化ハイテク化に伴う価格の上昇により、航空機の開発や生産に莫大な資金が必要となったため、最先端の技術を投入することにより、「技術的」には可能であっても「コスト的」に不可能であることを言う。

軍用機の開発では、まず音の壁、次に熱の壁、最後に金の壁を突破することが必要である。

熱の壁などは、技術的にはチタニウムなどの複合合金を多用することにより解決可能であるが、コストが膨大になってしまうため、まさに金の壁である。

戦闘機においても技術を最優先した機(F/A-22)は金の壁に阻まれ生産数を極端に減らされてしまっている。

関連:音の壁 熱の壁


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