【魚雷防御装置】(ぎょらいぼうぎょそうち)

海上自衛隊で開発・運用されているに搭載されている対魚雷防御システム。
TCM(Torpedo Counter Measure)とも呼ばれる。

これまでの護衛艦の対魚雷防御は、SLQ-25?による欺瞞やTASSからの情報に依存しており(魚雷を魚雷で防御できるかは不透明とされている)、魚雷の高性能化に伴って、新たな対抗手段を開拓する必要性が生じてきた。

そこで、防衛省技術研究本部(技本)で1991(平成2)年より、より独立した対魚雷防御の研究・開発が行われ、2004(平成16)年度のASE「あすか」の実艦試験をもって、開発を終えた。

現在、あきづき型護衛艦といずも型護衛艦に搭載されている。

また、潜水艦に関しても生存性の向上のために対魚雷防御システムを開発中で、水上艦とは異なったシステムが開発中である。
予定ではそうりゅう型8番艦より搭載される予定である。


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