【急降下爆撃】(きゅうこうかばくげき)

  1. 航空機による空爆の方法のひとつで、60度以上の急角度で降下しながら爆弾を投下するもの。
    目標を視認しながら接近して投弾できるため、水平爆撃?に比べて命中精度が高い。
    対空砲火による被弾を避けるため、投下後は超低空飛行で離脱するのがふつう。

    20世紀半ばに爆撃照準コンピュータが実用化されるまで、「精密爆撃」の数少ない方法で、これを専門に行う急降下爆撃機も多く開発された。
    現代でも(対空砲火に晒される時間を減少させるため)精密誘導兵器を使用した「高々度水平爆撃」と並んで取られる攻撃方法である。

  2. ハンス・ウルリッヒ・ルーデルの著作"Trotzdem"の邦訳題。

関連:緩降下爆撃? Ju87


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