【逆噴射】(ぎゃくふんしゃ)

ジェット機の着陸制動を目的として、推力を前方に偏向すること。
なお、一部の機を除き飛行中に逆噴射は行えない。

これは1982年(昭和57年)2月9日に起きた、羽田沖JAL機(DC-8-61型機)墜落事故において、妄想型精神分裂病の状態にあった機長が着陸進入中、空中で逆噴射装置を使用したことが原因であり、この事故を機に接地状態以外では機能しないようになった。
また、この事故で当時の日本航空における乗員?の管理体制をも取りざたされるようになった。
http://www004.upp.so-net.ne.jp/civil_aviation/cadb/disaster/accident/19820209ja.htmを参照)

なお、この1982年の流行語大賞に「逆噴射」「機長やめてください!」が選ばれている。

関連:リバーサルピッチ


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