Thrust reverser.(スラストリバーサー) ジェットエンジンの排気推力を通常推進とは逆方向に偏向(逆噴射)させ、機体の速度を減ずる装置。 主として輸送機や旅客機など、質量の大きい飛行機の着陸時における滑走距離を短くさせるために用いられる。 機構そのものが重量増加の直接原因となるため、戦闘機や攻撃機などには通常、採用されていない。 例外はトーネードやビゲンなど、運用上の極端なSTOL性能を要求された機種などである。 関連:リバーサルピッチ ドラッグシュート
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