【機動戦闘車】 †
防衛省が現在開発中の装輪式装甲車。
2015年以降に陸上自衛隊へ採用されることを目指して開発が行われており、2013年10月に試作1号車が一般公開された。
本車は、2000年代以降に重視されることになった「島嶼防御」「対テロ・ゲリラ戦」において「空輸性」「路上機動力」と「軽戦車をも撃破可能な火力」を併せ備え、普通科部隊への前進援護や建物への突入支援に用いられる車両として開発が行われた。
従来の74式戦車や89式装甲戦闘車は、火力はあるものの被空輸性や路上機動力が足りず、一方で、87式偵察警戒車や軽装甲機動車などの装輪装甲車では火力不足が懸念されていた。