*&ruby(きこうきょうどうれんたい){【機甲教導連隊】}; [#md98d113]
|>|概要|
|創設|2019年(平成31年、令和元年) 3月26日|
|所属国・所属組織|日本国 [[陸上自衛隊]]|
|部隊編制単位|[[連隊]]|
|兵種、任務、特性|(機甲科隊員への)教育支援、戦術研究|
|上級部隊|陸上自衛隊富士学校 [[富士教導団]]|
|所在地|静岡県御殿場市 駒門駐屯地&br;(機甲教導連隊結成前:静岡県駿東郡小山町 富士駐屯地)|
|担当地域|日本全国|

機甲教導連隊とは、[[陸上自衛隊]]富士学校付属の教育支援兼、実戦部隊たる[[富士教導団]]の隷下部隊の一つ。

1961年(昭和36年)8月17日に創設された"特車教導隊(翌年の1月18日に"戦車教導隊"へ改称)"と、"偵察教導隊"が元となっており、&br;2014年(平成26年)度以降の[[中期防衛力整備計画]]における、戦車・火砲の削減・整理施策や、[[16式機動戦闘車]]の導入により誕生した"[[即応機動連隊]]"や"[[偵察戦闘大隊]]"なる二部隊の教育訓練・調査研究の効率的な支援等を名目に、[[東部方面隊]]・東部方面混成団の"[[第1機甲教育隊]]"と合併し、富士駐屯地から駒門駐屯地へ部隊を移駐・再編成する形で生まれたのがこの"機甲教導連隊"である。

人員は600名程度。四個の戦車中隊に、[[16式機動戦闘車]]を取り扱う"戦闘中隊"、偵察隊を基幹とし、連隊長は駒門駐屯地の司令を兼任することとなっている。&br;また、先程述べた「戦車・火砲の削減・整理施策」の一環として、北海道と北九州方面に戦車・火砲部隊を集約した結果、&color(red){本州で戦車を配備しているのは本連隊のみとなっている。};

*部隊編制と装備 [#p70f09d6]
-連隊本部
--本部管理中隊「機教-本」:[[96式装輪装甲車]]、[[92式地雷原処理車]]、[[重レッカ]]
--第1戦車中隊「機教-1」:[[10式戦車]]
--第2戦車中隊「機教-2」:[[90式戦車]]
--第3戦車中隊「機教-3」:[[90式戦車]]
--第4戦車中隊「機教-4」:[[74式戦車]](G型も保有)
--戦闘中隊「機教-戦」:[[16式機動戦闘車]]
--偵察隊「機教-偵」:[[87式偵察警戒車]]、[[軽装甲機動車]]、[[偵察用オートバイ]]、[[地上レーダ装置1号 JTPS-P23]]

**その他装備品 [#iabd2d9e]
-[[82式指揮通信車]]
-[[85式地上レーダ装置 JTPS-P11]]
-[[73式小型トラック]]
-[[73式中型トラック]]
-[[73式大型トラック]]
-[[89式小銃]]

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