*&ruby(かんじょうこうげきき){【艦上攻撃機】}; [#e5556560]
[[航空母艦]]から運用可能な[[攻撃機]]。 艦攻。~
[[第二次世界大戦]]頃の艦上攻撃機は、[[航空魚雷]]を利用した対艦攻撃、若しくは[[艦上爆撃機]]よりも大量の爆弾を搭載して[[水平爆撃]]を担当していた。 操縦士に加えて通信士や射手が搭乗するため、複座、若しくは三座になっているのが普通であり、通信機能を利用して[[偵察機]]として転用されることも多かった。~
機体が大型で、搭載する武装の重量もかさむため、他の機種と同時に発進する際は滑走距離を稼ぐため[[艦上戦闘機]]などよりも後ろに並べられて飛行甲板から発進するのがふつうである。~
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戦後は、ジェット化の中で、対艦攻撃としては[[爆弾]]や[[ロケット弾]]が主流となった。  同時に、偵察任務が複雑化し、[[偵察機]]として使用されることはなくなった。~
1970年代ごろからは[[空対艦ミサイル]]が対艦攻撃の主流となった。~
現在では[[戦闘機]]の[[マルチロール>マルチロールファイター]]化が進み、[[艦上戦闘機]]との区別があいまいになりつつある。~
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関連:[[陸上攻撃機]]

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