【艦上機】(かんじょうき)

航空母艦などの飛行甲板上から発着艦することを前提に設計された飛行機を指す、旧軍での分類名。

飛行機を狭い艦上で運用するには、カタパルト射出やアレスティングワイヤーの制動に耐え得る強度のほか、着艦時の低速飛行における安定性や塩害対策、翼折り畳み機構などが必要なため、専用に設計される必要がある。
(ジェット化される前の空母や、スキージャンプを備えた空母では、カタパルトを用いない場合が多い)
しかし制約の多い設計にもかかわらず、その性能は陸上機に比べて引けを取らず、空軍が採用する場合も多い。


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