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*&ruby(かくせんそう){【核戦争】}; [#f381735c]
Nuclear War.~
[[核兵器]] やそれらを運搬する[[ミサイル]]・[[戦略爆撃機]]、[[戦略潜水艦]]などの兵器を、両勢力が主要兵器として用いて戦われる[[戦争]]。~
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規模については、地域限定的なものから[[全面的>国家総力戦]]なものまで想定されうるが、いずれにせよ、短時間のうちに数万〜数十万人単位の死傷者を生み、発生する[[放射性物質]]による大規模な環境破壊を引き起こすなど、甚大な被害をもたらすことは確実である。~
[[核兵器]]やそれらを運搬する[[ミサイル]]、[[戦略爆撃機]]、[[戦略潜水艦]]などの兵器を、交戦勢力同士が主要兵器として用いる[[戦争]]。~
これまでに発生した例はない。~
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これがため、[[核兵器保有国]]同士が互いに「相手国の中枢部に核兵器を命中させうる」態勢を構築したことにより、どの保有国も容易に[[核兵器]]を使用できない状況（[[相互確証破壊]]）が成立し、一方では非保有国に対して軍事的・外交的に圧倒的有利な状況を作り出すこともできるようになった((一種の[[砲艦外交]]ともいえよう。))。
規模については、小規模な[[限定戦争]]から[[国家総力戦]]なものまで想定されうる。~
いずれにせよ、開戦からきわめて短時間のうちに数万〜数十万人単位の死傷者と、[[放射性物質]]による大規模な環境破壊をもたらすことが確実視されている。~
また、敵国が[[核兵器]]の使用を決断した場合、自国領内への核攻撃を完全確実に阻止する手立てはない。~
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核戦争を引き起こそうとすれば、自国が核攻撃を受けるリスクを避ける事ができない。~
また、[[紛争]]は土地にまつわる利権の奪い合いであるが、核攻撃はその利権を完全に破壊するリスクがある。~
そして現在までの所、[[紛争]]において[[核兵器保有国]]が核攻撃による被害を許容した例はない。
> [[核兵器]]を保有しない国に対する一方的な核攻撃も、[[太平洋戦争]]を最後に行われていない。~
[[冷戦]]以降の戦争は地球全土のグローバル経済における利権を巡る争いであり、必然的に全世界的な反響を伴う。~
従って、地球上のどの土地で何を相手取ったかに関わらず、[[核兵器保有国]]が[[紛争]]に介入してくる可能性は排除できない。
関連:[[核の冬]] [[相互確証破壊]]
