【海上幕僚監部】(かいじょうばくりょうかんぶ)

防衛省に置かれ、防衛大臣に直属する機関の一つ。略して「海幕」(かいばく)とも。
東京都新宿区市ヶ谷の防衛省本庁舎(海上自衛隊市ヶ谷基地*1)に所在する。

長は海上幕僚長(通称・海幕長)*2
この統率の下に、海上自衛隊の防衛・教育訓練・装備*3・人事に関する計画の立案、そして部隊の管理・運営などを行う。

主に海上自衛官によって構成され、いわゆる背広組中心の防衛省内局とともに、専門的知見に基づき防衛大臣を補佐する役割を担う。


*1 併せて陸上自衛隊市ヶ谷駐屯地及び航空自衛隊市ヶ谷基地も所在する。
*2 諸外国では海軍大将に相当する。
*3 装備品調達計画の関連については2015年10月、新編の防衛装備庁へ移された。

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