【海上保安庁特殊警備隊】(かいじょうほあんちょうとくしゅけいびたい)

日本国の沿岸警備隊海上保安庁に設置されている対テロ特殊部隊?
SST(Special Security Team)の略称がある。
第五管区海上保安本部(神戸)の大阪府下(関西国際空港の対岸)にある「大阪特殊警備基地(大阪府泉佐野市)」をベースとしている。

主な戦歴

  • ソウルオリンピック(1988年・関西空港海上警備隊時代)
    日韓を結ぶフェリー航路付近でテロシージャックの警戒に当たる。
  • 1989年(関西空港海上警備隊時代)
    東シナ海での鉱石運搬船暴動事件に出動し、暴動の鎮圧に成功した。
  • 能登半島沖不審船事件(1999年3月23日)
    不審船制圧のため、追跡中の巡視船で待機していたが、不審船が海自・海保の追跡を振り切って脱出したため出動することはなかった。
  • 奄美大島不審船事件(2001年)
    不審船制圧のため、追跡中の巡視船で待機していたが、この時、不審船は突入を前にして自爆したため出動することはなかった。
  • 「アランドラ・レインボー号」襲撃事件(1999年10月22日)
    出動した巡視船「はやと」に乗り込み待機したが、貨物船乗員は救命艇で漂流中に漁船に発見され、また、貨物船はインド沿岸警備隊に発見されたため出動することはなかった。
  • 「アセアン・エクスプレス号」暴動事件(2000年8月4日)
    同船の船内で9人の中国人船員が暴動を起こす事件が発生。
    本隊に出動命令が下り、8名の隊員がラぺリング降下で急襲、無事鎮圧に成功。

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