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*&ruby(かきゅうき){【過給器】};
*&ruby(かきゅうき){【過給器】}; [#rd8a67a8]
Supercharger.~
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「[[スーパーチャージャー]]」とも呼ばれるが、これは一般に機械式過給器を指して使われる。~
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[[内燃機関]]([[エンジン]])の構成部品のひとつで、空気を圧縮して燃焼室の内部に高圧で送り込む装置。~
燃焼反応に必要な酸素の供給を増やす事で出力を増大させる。~
主に[[気圧]]の低い高空で運用される[[航空機]]や、燃費や耐久性を度外視できるモータースポーツなどで用いられる。~
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基本的に[[エンジン]]本体の一部として設計されるが、既製の[[エンジン]]に後から取り付ける事も可能。~
ただし、既製のエンジンへの後付けは一般に違法改造とされる。

[[レシプロエンジン]]において、空気を圧縮、加圧(過給)しエンジンに入る空気量を増やし、出力増大させる空気圧縮機の事。~
過給の動力により[[排気タービン]](ターボチャージャー)式と、クランクから動力を取る機械式([[スーパーチャージャー]])に分類される。~
>過給器に限った話ではないが、出力を向上させる試みは常に故障・事故のリスクを伴う。~
『出力』は常に機械に負担を強いるため、規定値を超える高出力は過負荷によって製品寿命を縮め損壊を招く事となる。

通常[[レシプロエンジン]]は、高度が上がると気圧と空気密度が低下する事に伴い、取り込める酸素量が低下、徐々に出力低下するが、過給器で通常よりも空気流入量を増やし、酸素不足を補ってることで出力低下を最低限に押さえることが出来、また強力に過給する事により、一時的に出力増大させることも出来る。~
関連:[[ターボチャージャー]] [[スーパーチャージャー]]

本来は航空機用の技術であり、第二次世界大戦の時代には殆ど全ての航空機に装着されていたが、現在は小型航空機用、また出力増大を目的に自動車用、船舶用で用いられることが主である。~


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