*&ruby(しもじしまくうこう){【下地島空港】}; [#db349430]
沖縄県宮古島市の下地島に所在する[[地方管理空港>空港]]。~
日本で唯一の民間[[航空操縦士>エビエーター]]訓練用[[空港]]として、1979年に開港した。~
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開港当時から訓練用として設計されていた為、[[滑走路]]の両端に[[ILS>計器着陸装置]]が設置されている、日本でトップクラスの地上設備を備えている空港である(([[東京国際空港]]をはじめとする国内の空港のほとんどは、滑走路の片側にしかILSが置かれていない。))。~
1994年までは[[那覇>那覇空港]]〜下地島間に民間定期便((南西航空(現在の日本トランスオーシャン航空)が運航していた。))が就航していたが、乗客数が少ないために廃止されてしまった。~
>その後、2019年にジェットスター・ジャパン社が[[成田空港]]及び[[関西国際空港]]((2019年12月1日から運休予定。))からの、香港エクスプレスが香港からの定期便を開設した。

かつては[[日本航空]]や[[全日空>全日本空輸]]が訓練を行っていたが((同空港からの撤退後、日本航空はグアム国際空港を、全日本空輸は[[中部国際空港]]を訓練に用いている。))、現在は[[海上保安庁]]とキャセイ・パシフィック航空が訓練用飛行場として用いている。~
島に行く場合は、宮古島から船便を使って行く必要があるが、民間旅客機の[[タッチ・アンド・ゴー]]が見物できるほか、機体が[[着陸進入>アプローチ]]時に珊瑚礁と絡める構図を取りやすいので、撮影目的で訪れる人も少なくない。~
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Photo:沖縄県

**空港情報 [#kff293a7]
|種別|地方管理空港(旧[[第三種>第三種空港]])|
|[[滑走路]]|3,000m×60m(17/35)|
|3レターコード|SHI|
|4レターコード|RORS|
|[[ILS>計器着陸装置]]|あり(ランウェイ17・35)|
|設置・管理者|沖縄県|
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