【音紋】(おんもん)

海上および海中を航行する船舶が持つ固有のスクリュー音。

人間の「指紋」と同じように、船舶の1隻1隻ごとに特徴があり(同じ造船所で作られた同型船といえども、完全に同じものはない)、継続的にこれを収集することで、ソナーによる船舶の探知や機雷の敵味方識別などに役立つデータとなる。
(特に潜水艦では、潜航中は船外の情報収集を基本的にソナーに依存しているため、音紋データの収集と蓄積は敵味方識別のために重要である)

関連:キャビテーション


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