【黄金ダイヤモンド柏葉剣付騎士鉄十字章】(おうごんだいやもんどはくようけんつききしてつじゅうじしょう)

ナチ政権時代(1933〜1945)のドイツ軍における戦功勲章「騎士鉄十字章」の最高位に属するもの。
「ドイツ全軍でもっとも勇敢な軍人12名に限り授与されるもの」として1944年12月に創設され、「柏葉剣付騎士鉄十字章」受章者のうち、更に戦功を立てた者に授与されることとなっていた。

実際に授与されたのは、Ju87パイロットハンス・ウルリッヒ・ルーデル空軍大佐一人のみである。*1


*1 一説には本章自身、アドルフ・ヒトラー総統が、(あまりにも戦功を立てすぎた)ルーデルにふさわしい勲章がなかったために作らせたもの、と言われている。
  また、授与者を「12人」にしたのも、(「円卓の騎士」伝説にちなみ)ルーデルのような英雄が再び出現することを念願したもの、という。


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