- バックアップ一覧
- 差分 を表示
- 現在との差分 を表示
- ソース を表示
- 沿海域戦闘艦 へ行く。
- 1 (2014-03-05 (水) 23:39:29)
- 2 (2014-03-05 (水) 23:41:29)
- 3 (2014-03-08 (土) 10:46:04)
- 4 (2014-03-11 (火) 00:02:09)
- 5 (2014-05-05 (月) 00:01:48)
- 6 (2014-05-05 (月) 01:14:33)
- 7 (2014-05-05 (月) 08:06:10)
- 8 (2014-05-11 (日) 09:18:21)
- 9 (2015-02-26 (木) 23:35:54)
- 10 (2015-07-13 (月) 11:49:46)
- 11 (2015-07-20 (月) 11:13:26)
- 12 (2016-03-27 (日) 12:10:12)
- 13 (2018-02-04 (日) 11:38:27)
- 14 (2019-02-18 (月) 09:27:18)
- 15 (2020-05-30 (土) 20:48:50)
- 16 (2020-07-07 (火) 02:29:36)
- 17 (2022-02-19 (土) 06:02:32)
- 18 (2022-06-12 (日) 11:04:01)
【沿海域戦闘艦】 †
Littoral Combat Ship (LCS)
アメリカ海軍が開発・配備を進めている小型の戦闘艦。
従来の小型戦闘艦に比べ、高速で小回りの利くこと、限定的な多用途性、ネットワーク情報戦、ステルス等が重視されている。
開発の経緯 †
アメリカ海軍の戦闘艦はこれまで、航空母艦を中心とした艦隊運用を主眼としてきたが、冷戦の終結に伴う低烈度紛争への対応を迫られる場合が増えてきた。
こと、2000年に駆逐艦コールがアルカイダの自爆攻撃を受けて大破した事件を機に、戦闘艦に機関銃などの自衛火器を増強する等の対策が採られたが、高価で小回りの利かない艦隊型戦闘艦を低烈度紛争に投入するのは割に合わず、小規模の海上行動に適した艦を開発する動きとなった。
特徴 †
- アルミ製船体およびウォータージェット推進による高速性能や旋回性能の重視
- 軽量な船体により喫水を浅くし、水深の浅い海岸域での運用性を向上
- ミッション・パッケージと呼ばれる兵装モジュールを交換することによる限定的な多用途性
- 艦載兵装の量を限定する一方で大型の飛行甲板およびヘリコプター格納庫を装備し、ヘリコプターを積極活用
- 高度なC4Iシステムによる大型戦闘艦*1との連携
- くさび形の艦橋構造物など、従来以上にRCSの低減に努めた船型
艦型 †
LCS開発計画にあたっては、ロッキード・マーチンの案によるフリーダム?級と、ジェネラル・ダイナミクス?の案によるインディペンデンス?級の2種類が平行して開発された。
フリーダム?級がモーターボートに近い半滑走型船型を採っているのに対し、インディペンデンス?級は特徴的な三胴船型を用いている。
後者のほうが速度性能や甲板面積のうえで有利だが、建造コストも高い。
ミッション・パッケージ †
LCSの基本武装は57mm速射砲とRIM-116だが、それらに加え、限られた排水量で多様な任務をこなすため、LCSは任務に合わせてミッション・パッケージを換装する仕組みを採っている。
- ASW: 対潜戦闘パッケージ
- MCM: 機雷掃海パッケージ
- SUW: 対艦戦闘パッケージ
- その他、特殊部隊支援装備等