【掩蔽壕】(えんぺいごう)

Bunker

間接砲撃空爆から人間と物資を守る事を目的とする建造物。
地下や山岳の堅い地盤を掘って作るか、鉄筋や強化コンクリートによって分厚く装甲化される。

歩兵砲近接航空支援による攻撃が内部施設まで貫通しない事を設計目標とする。
しかし資源状況や建造時期によっては十分な防護を確保できない場合もある。
また、大型榴弾砲による飽和攻撃や、特殊爆弾による計画的な爆撃に対しては防護するにも限界がある。

防護されていなければならないという性質上、居住区・倉庫・格納庫・通路としてしか利用できない。
対空火器レーダー・通信設備・滑走路などは地表に露出している必要があるため、掩蔽壕に収める事ができない。
また、門扉や通気口などは崩落する危険性が高い。

関連:掩体 バンカーバスター 要塞


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